昭和初期、国から菱山地区にぶどう酒の醸造免許が ここ三森家に下りたのが始まりでした。 以来、菱山の地域の農家の方々と共にぶどう酒作りをしてきました。 原料は菱山の土地で育った甲州ぶどう。 当時のままの破砕機、バスケット方式で手絞りで絞った生ぶどう酒。 農家の人の晩酌のために造るので、とても贅沢に仕込みます。 10月中旬、ぶどう棚は紅葉が始まり、 今までたわわに実ったぶどうは姿を消し、 すべてのぶどうを収穫した後、楽しみのためのお酒造りを行います。 晩秋、1年間のぶどう作りの集大成で締めくくりの仕事です。 大切に絞った葡萄カスはまた、畑に戻して発酵堆肥になります。 12月のクリスマスのころには、新酒を新年に向けて瓶詰、 3月の20日前後に冬の間ゆっくりと熟成したぶどう酒は、 1升瓶と720ml瓶に詰められすべて出庫となります。 こんな小さな蔵だからこそ、昔ながらの手絞りで、 現代までかたくなに続いております。 飲みやすいぶどう酒を是非、現地で試してみてください。 |
![]() 粉砕機 |
仕込み 参加費用 | 昼食代・打ち上げ代として、それぞれ参加料1000円 |
出庫 参加費用 | 昼食代・打ち上げ代として、それぞれ参加料1000円 |
〒409-1302
山梨県甲州市勝沼町菱山1425
TEL0553-44-0356 FAX055-213-5974